ずっと使っていたiPhone7が故障したため、iPhone13ProMAXを購入しました!
ですがその最大の目的はカメラ機能。
重い一眼レフから解放されて撮影がスマホ一台に集約されればめちゃくちゃ便利になりますがiPhone13Proのカメラはその要求を満たしてくれるのか?
満たしてほしいですね! だって15万もしたから!

というわけでさっそく歌舞伎町に躍り出て撮影テストをしてきました!
IMG_0137
さて、まずは機材の紹介から。こちらが今回購入したiPhone13ProMAXです。
IMG_0027

写真には光がなにより大切なので、iPhone用の外付けフラッシュ「Anker iPhone LED Flash」も装着しています。
image1
image2

そしてこちらが10年来の相棒、canon eoskissx50。
もう古いしめっちゃ重いですが阿吽の呼吸の間柄。
image0 (1)

ではさっそく撮影へ!
場所はネオン煌めく歌舞伎町!
情報量の多い街なので撮影テストにはもってこいでしょう!

◆ハヤシビル前

iPhone13ProMAX
IMG_0095

canon eoskissx50
IMG_3669

まずは「I♡歌舞伎町」のネオンサインが目立つハヤシビル前。
iPhone13ProMAXは全体的に平面で立体感が薄いですね。
対してcanon eoskissx50はユイリちゃんの顔の丸みなどもはっきり分かって、全体的に立体的に見えます。
画質もありますが、陰影の濃さも関係していそうです。
iPhone13ProMAXはコントラストの差が小さめなのに対して、canon eoskissx50はコントラストの強弱がかなり強い。

◆新宿東宝ビル前

iPhone13ProMAX
IMG_0098-2

canon eoskissx50
IMG_3670

こちらはかなり暗い状況で撮影したのですが、
iPhone13ProMAXは自動的にかなり明るく補正してくれました。
人間の目で見た印象は
iPhone13ProMAXのほうが近いです。

◆ドン・キホーテ前

iPhone13ProMAX
IMG_0101

canon eoskissx50
IMG_3672

こちらも
iPhone13ProMAXはかなり明るく補正してくれてますね。
明るくするなどの補正や編集は後からでもできますが、すぐに画像をアップしたいときには良さそうです。

◆稲荷鬼王神社 富士塚

iPhone13ProMAX
IMG_0110

canon eoskissx50
IMG_3676

iPhone13ProMAXは非常に鮮やかな色合いですね。

◆稲荷鬼王神社 拝殿

iPhone13ProMAX
IMG_0114

canon eoskissx50
IMG_3679

iPhone13ProMAXのほうは微妙にピントが合っていません…今回撮影して感じたのですが、
iPhoneでピントを合わせるのは難しい!

一眼レフの場合、右手にボタンが集約されているため親指のボタン操作でカーソルを動かし、ユイリちゃんにピントを正確に合わせられます。
iPhoneの場合、画面を直接タッチする必要がありますが、右手の親指ではユイリちゃんの顔が映る場所まで届かないため、手動でピントは合わせられません。
そのため、一度ユイリちゃんの顔を近づけてピントを合わせた後、徐々にユイリちゃんを離していってピントがずれないようにする必要があります。
これが難しい…!

◆稲荷鬼王神社 狛犬

iPhone13ProMAX
IMG_0116

canon eoskissx50
IMG_3680

こちらも微妙にピントが合っていません。
しかし背景にピントが吸われている恩恵として、背景も少しハッキリ見えます。
被写体と背景とそれぞれにちょっとづつピントを合わせられるのはiPhoneの特権ですね。
一眼レフもマニュアルならできますが、僕は左手がユイリちゃんでふさがっているのでオートでしか撮影できないため、この技術は使えません。

◆歌舞伎町一番街

iPhone13ProMAX
IMG_0132

canon eoskissx50
IMG_3682

今度は夜の歌舞伎町にて撮影。
一眼レフのストロボは光量がかなり強いため、ユイリちゃんに必要以上に光が当たってしまいます。
iPhone13ProMAXの外付けフラッシュの光量はちょうどよい感じですね。

◆歌舞伎町一番街アーチ

iPhone13ProMAX
IMG_0137

canon eoskissx50
IMG_3684

やはりiPhoneはピントを合わせるのが難しい……。
しかし一眼レフでは不可能だった背景との同時撮影ができるのはかなりの特権かもしれません。
歌舞伎町一番街の文字が
iPhoneはハッキリ見えますね。

◆新宿東宝ビルからゴジラロード見下ろし

iPhone13ProMAX
IMG_0140

canon eoskissx50
IMG_3685

iPhoneはユイリちゃんにピントが合っていても背景が少しハッキリしています。
一眼レフは光がかなりにじんでいますね。
また一眼レフは夜の撮影だとストロボの光量が強すぎますね。

◆新宿東宝ビルからハヤシビルを展望

iPhone13ProMAX
IMG_0143

canon eoskissx50
IMG_3687

iPhoneの外付けストロボは光量はちょうど良いのですが、光の色がちょっと赤っぽいというか黄色っぽい感じがあります。
まぁ、慣れれば気にならないかもしれませんが…。

◆接写
iPhone13ProMAX
IMG_0112

canon eoskissx50
IMG_3678

iPhone13Proは接写の画質が非常にいい!一眼レフにも劣らない、かなり優秀なマクロレンズです。

で、ここで気づいたのですが、iPhone13Proはユイリちゃんに目線を合わせるのが難しい。
iPhone13Proには通常用、広角用、接写用の三つのレンズがあり、被写体との距離に合わせてピントの合うレンズが自動で切り替わる仕組みになっており、これにより様々な距離感での撮影ができるのですが、レンズが切り替わるたびに目線を合わせるレンズも切り替わるため、いざ撮影すると目線があってないということがよくあります。
今回も
iPhone13ProMAXの写真は目線が少しずれているものが多いですね。


iPhone13Proのその多機能

・広角カメラ
IMG_0110
IMG_0111
iPhone13Proにはより広い景色を撮影できる機能があります。
一枚目が通常撮影。二枚目が同じ立ち位置からの広角撮影。
魚眼レンズのように少し歪みがありますが、撮影距離の自由度が増すのはありがたい。

・ポートレート
IMG_0063

image0 (2)
前日に友人と行ったガンプラバーベキューの写真です。
一枚目が通常撮影。二枚目がポートレート撮影。
このように背景を大きくぼかした撮影ができる機能です。
一眼レフでこのような絵を撮影する場合は単焦点レンズに付け替える必要がありましたが、iPhone13Proではこれ一台で再現できます!


◆総評

ではここまで撮影して、どちらのカメラがより優れているかを採点します!

・画質…
canon eoskissx50
 画質はやはり一眼レフです。10年モノの一眼レフですが、まだまだ電話のカメラには負けません!
 
・安定感…
iPhone13ProMAX
 コントラストの差も強すぎず、夜間でも美しく撮影でき、環境に左右されずに撮影できるのは
iPhoneですね。

・機能性…
iPhone13ProMAX
 
iPhone13Proには単焦点レンズのような雰囲気で撮影できるポートレート機能や、実際よりも遠景で撮影できる機能、またカメラにフィルターをかけることで色合いを好みに変えられたりなど、一台で様々な撮影ができます。
 レンズを切り替えることなく幅広い演出ができるのは非常に大きな利点ですね!

・利便性…iPhone13ProMAX
 一眼レフに比べて圧倒的に軽く、旅行の荷物からカメラが無くなるというのはとてもありがたい!
 
・操作性…canon eoskissx50
 一眼レフは片手で焦点調整もでき、操作のわずらわしさがありません。
 iPhone13Proは片手で全ての操作をすることはできないため、どうしても操作性の面では難があります。右手の親指を長く改造するか…。

IMG_0097

というわけで、一長一短ですね。
しかしせっかく買ったので、しばらくはiPhone13ProMAXでの撮影に挑戦してみようと思います!
今回はまだ扱いが慣れていませんでしたが、慣れればもっといい感じの写真が撮れるようになるかも。

皆さんは
iPhone13ProMAXといつもの一眼レフだとどちらの写真のほうが好みでしたか?
参考にしたいのでぜひ教えてもらえると嬉しいです!