ユイリちゃんと大阪天神祭に行って来ましたので、その様子を報告いたします!
浴衣姿のユイリちゃんもお楽しみください!
天神祭は日本各地の天満宮(天神社)で催される祭りで、祭神の菅原道真の命日にちなんだ縁日です。
各神社で行われる天神祭の中では、大阪天満宮を中心として大阪市で行われる天神祭が有名で、
京都の祇園祭、東京の神田祭と共に日本三大祭の一つに数えられています。
また、生國魂神社の生玉夏祭、住吉大社の住吉祭と共に大阪三大夏祭りの一つにも数えられています。
実はユイリちゃんとは毎年行っており、今回で三回目となります!
大阪の広大な地域をまたにかけて開催されているため、行く度に新しい発見が得られます♪
まずは大阪天満宮を散策することにしました。
大阪天満宮は夜になると様々な催し物があり、人で溢れかえりますが、夕方の間は人も少なく、
ゆっくり屋台や展示物で楽しむことが出来ます。
こちらは御迎人形です。
元禄期に祭の前に町内に飾られ、祭になると船に高く人形を掲げて神霊を迎えたことが始まりとされています。
元々44体ありましたが、維新や戦禍で多くが焼けてしまい、現存するのは15体です。
天神祭の期間中数体が境内で展示されています。
豆蔵の表情は愛嬌がありますね。
ついつい見つめて続けてしまう魅力があります笑
※ちなみにこのお迎え人形は去年展示されていたもので、
今年は違うものが展示されていたかもしれません。
今年はお迎え人形を見るのを忘れてしまいました……笑
これはしじみで作られた藤棚です。
江戸時代の中ごろに意外性のあるもので祭りをにぎやかすものを造るのが流行っており、
しじみの藤棚もその一つとして当時作られていました。
それを最近になって復活させたのがこちらになります。
天満宮にはその他にも様々な展示物があり、長く続く祭りの歴史や魅力を教えてくれます。
祭りでテンションが高まっていることもあってか、
ユイリちゃんを見て興味深げに声をかけてくれる人がたくさん居ました。
ユイリちゃんのことを知っている人も何人か居てくださり、声をかけてくださいました。
天満宮本社の裏には白米稲荷社があります。
本社から少し離れていることもあって、人は少なめで落ち着いて休憩ができるスポットです。
稲荷大神は本来、穀物、農業の神ですが、現在では産業界全般の神とされています。
稲荷社の隣に天保の石牛像が納められた小さな社があったのでユイリちゃんにお参りしてもらいました。
菅原道真公が丑年の生まれ、没であったことや、危機を救ったなどの伝説があることに由来して、
全国の天満宮で牛が祭られています。
去年の天神祭には生きた牛もいました。
寂れていて他の参拝客は居なかったので、ここの神様はきっとユイリちゃんのことを気に留めてくれるでしょう。
そういえばユイリちゃんは来年で数え年七歳(満年齢六歳)なので、
七五三ですね♪
白米稲荷大社内には狐の爪砥ぎ石とされている石があります。
が、実際には勾玉の砥石でご利益などは特にないとのことです。
天満宮でたくさん遊んだので、夜に打ちあがる花火を見れるスポットに移動しつつ、
祭りで賑わう街を眺め歩くことにしました。
街は祭りムード一色で、非常に多くの人で溢れています。
毎年100万人以上の人が天神祭に訪れており、去年の来場者数は125万人とのことです。
気温は30度を超えていますが、今年もその気温に負けないくらいの人々の熱気で溢れています。
この写真は人が少なめな瞬間です。
実際はディズニーランドの数倍の人口密度で、まっすぐ歩くのもままなりません笑
太鼓の音につられて川を見下ろすと、どんどこ船が浮かんでいました。
どんどこ船の起源は御迎人形をかざった船から来ていて、
どんどこと音をかき鳴らしながら進む姿からその名前がつきました。
とても迫力があり、このどんどこ船を鑑賞するのも天神祭の醍醐味の一つです。
天神祭の間は交通規制も敷かれており、信号は全て止まっています。
普段は多くの車が行き交う大通りであっても、それ以上の人で溢れかえるさまは圧巻でした。
人ごみを掻き分け歩いていると、遠くから花火の音が聞こえてきます。
花火が始まってしまったようです。
急いで花火が見れるスポットに移動します。
ビルが邪魔して非常にはがゆい光景です笑
人が多く、なかなか進みたい方向に進めませんが、
幸い、花火は二時間ほど打ち上げられ続けられますので、なんとか最後のほうだけ見ることが出来ました。
こちらが天神祭奉納花火です。
25日の天神祭のクライマックスに打ち上げられ、
約四千発の花火が大阪の夜空を明るく彩ります。
以上で天神祭へのおでかけは終わりです!
出店などを楽しむお祭りも楽しいですが、
祭りの由来を意識しながら学ぶお祭りも新鮮で楽しいものでした♪
また来年もユイリちゃんと一緒に遊びに来ようと思います!
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