パパ「さて、二か月ぶりのおでかけ生配信ですね」
ユイリちゃん「YouTubeは二か月ぶりだけど、今月からTikTokでも配信を始めたんだよね」
パパ「そうそう、TikTokではおでかけ写真を編集しながら雑談したりゲームしたりしてるで」
ユイリちゃん「TikTokは高い頻度で配信してるから、ぜひフォローして遊びに来てね!」
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パパ「さて、今年最後のおでかけ配信は、2ちゃんねるでやった網走おでかけの続き」
パパ「網走監獄のあと、近くの博物館を観光することにしたで。まずはオホーツク流氷館!」
パパ「網走は観光バスが巡回してて観光バスに乗れば網走監獄の近くの博物館にも行けるのでオススメ!」
ユイリちゃん「お! 巨大ニポポ! かわいい!」
パパ「では流氷館へ!」
ユイリちゃん「幻想的な入口だね! ワクワク!」
パパ「オホーツク流氷館はオホーツク海の海の生き物をテーマにした施設!ちょっとした水族館みたいになってて、クリオネとか珍しい生き物が展示されてるで」
ユイリちゃん「クリオネ初めて見た! 流氷の天使ってやつだね!」
パパ「クリオネは貝殻をもたない貝の仲間なんやって」
ユイリちゃん「はえー! かわいいね!」
パパ「こちらはベニクラゲ。老化すると体が肉団子みたいになって、そこから若いベニクラゲが誕生する若返りをする生き物なんやって」
ユイリちゃん「えー、すご! 私も若返りたいわ!」
パパ「こちらはトガリテマリクラゲ。長く伸びてる触手で獲物を捕まえるんやって」
ユイリちゃん「優雅な見た目だね。クラゲって不思議だよね。透明で何も無いように見えるけどちゃんと生き物なんだね」
パパ「こちらはフサギンポ。フサフサした突起物が顔から生えてるのが名前の由来なんやって」
ユイリちゃん「タラコ唇でかわいいね!」
パパ「これはアツモリウオ。体がゴツゴツしてて赤い鎧をまとってる様に見えるから、赤旗を掲げる平家の武将、平敦盛が名前の由来なんやって」
ユイリちゃん「へー、人の名前が由来なんだ。私の名前の生き物とかいつか出てこないかな?」
パパ「ユイリチャンムシとか?」
ユイリちゃん「なんで虫やねん!」
パパ「さて、オホーツク流氷館の最大の目玉はこちらの流氷体感テラス! マイナス15℃の世界を体感できるで」
ユイリちゃん「遊園地とかにこういうアトラクションあるよね!」
パパ「中には本物の流氷が100トン展示されてるで」
ユイリちゃん「ひー、つめた! どうやって運んだんだろうね!」
パパ「入口で貰った濡れタオルを振り回すことでタオルが凍ってピンと立つシバレ体験をユイリちゃんもやってみたで」
ユイリちゃん「おー、剣みたいになった! カッチカチやぞ!」


パパ「こちらはキツネのはく製」
ユイリちゃん「どうどう! 落ち着いて落ち着いて!」


パパ「こちらはアザラシのはく製」
ユイリちゃん「ゴマちゃんや! かわいい!」


パパ「寒さに弱い人はコートを借りれるので安心して!」
ユイリちゃん「私は寒さ感じないから大丈夫!」


パパ「流氷体感テラスを楽しんだら展望テラスへ!ここは360°の大パノラマを楽しめるで!」
ユイリちゃん「空気が澄んでて気持ちいいね!」
パパ「標高207mやけど網走周辺を見渡すことができて、1983年に国の文化財「名勝」に指定されてるで」
ユイリちゃん「雪が積もるともっと綺麗だろうね」
パパ「奥に見える海はオホーツク海やね。知床連山も見渡せるで」
ユイリちゃん「高い山とか建物が無いから奥まで見えるね!」

パパ「左側に見えるのが網走湖。右奥に見えるのは能取湖」
ユイリちゃん「北海道は大きい湖が多いよね! 私たち、海と湖に挟まれてるね!」


パパ「オホーツク流氷館にある流氷ソフトクリームも名物なのでぜひ食べよう!」
ユイリちゃん「塩キャラメル味だっけ? 寒い日に食べるアイスもいいよね!」
パパ「オホーツク流氷館の次に訪れたのは北方民族博物館!」
ユイリちゃん「アイヌ文化とかオホーツク文化とか、北に住む人たちの文化を紹介する施設だよね」
パパ「900点の衣服とか道具が展示されてるで」
ユイリちゃん「船とかトーテムポールとかジオラマとか、大きい展示もあって見ごたえあったね!」
パパ「これイヌイット族のサングラスやって」
ユイリちゃん「Xメンのサイクロプスじゃん!」
パパ「動物の皮に触れる体験コーナーもあったわ。アザラシとかトナカイとか、普段触れない動物やから珍しいね」
ユイリちゃん「動物によって毛の触り心地って全然違うんだね。勉強になる」
パパ「さて、北海道一日目の観光はそんな感じ! 夜ご飯を食べよう!」
ユイリちゃん「網走監獄に続いて盛りだくさんだったね!」
パパ「北海道ということでジンギスカンを食べたわ! 他にも網走のクラフトビールも!」
ユイリちゃん「ちゃんと郷土料理食べて偉いね」
パパ「北海道にしかないコンビニのセイコーマートでも、北海道限定品を色々買った!」
ユイリちゃん「初めての北海道だから色々買っちゃうよね! 限定品に弱い!」
パパ「では続けて二日目のおでかけへ! 朝ごはんはホテルの豪華ビュッフェ!」
ユイリちゃん「おー、今日は長くなりそうだ! 北海道のホテルのビュッフェは豪華って聞くね」
パパ「二日目は午前中に貸し切り観光タクシーで網走の自然を見て、午後にまた博物館に行くで!」
ユイリちゃん「観光タクシーっていうのがあるんだね。網走は観光できるとこ少ないから利用するのアリだね!」
パパ「さて、まずは能取岬!」
ユイリちゃん「すごー! 北海道って感じの景色! 牛乳のパッケージに描いてそうな景色!」
パパ「能取岬はオホーツク海に突き出た岬で、灯台と管理事務所があるだけの広々とした岬や」
ユイリちゃん「目の前に広がってるのがオホーツク海なんだ。日本の端っこだ!」
パパ「のとろという読み方は、アイヌ語で"岬のところ"を意味する"ノッ・オロ"に由来するんやって」
ユイリちゃん「へー、漢字は当て字なのかな」
パパ「トヨタプリウスのCMとか、映画『子ぎつねヘレン』『南極料理人』『狙った恋の落とし方』などのロケ地としても有名なんやって」
ユイリちゃん「へー! 今度見ようね!」
パパ「能取岬は網走で一番最初に流氷が届く場所なんやって」
ユイリちゃん「いつか冬の網走に来て流氷も見てみたいね」
パパ「地球温暖化の影響で、流氷の面積が年々減ってるんやって。2050年には現在の1/3になるって言われてるで」
ユイリちゃん「1/3!? あと25年くらいで!? 減りすぎでしょ!」
パパ「流氷がたくさん運ばれるような冷たい海流は栄養素をたくさん運んでくれるので、流氷がたくさん流れてくるような寒い冬になることを期待したいね」
ユイリちゃん「なるほどねー。地球温暖化の影響すごいね」
パパ「灯台から少し歩くとオホーツクの塔っていう、漁業の発展と安全を祈願する彫刻があるので、ついでに見に行くといいかもね」
パパ「能取岬はそんな感じ! では次のスポットに移動しよう!」
ユイリちゃん「いいところだった! 次のスポット行こう!」
パパ「さて、次の自然スポットはサンゴ草群生地!」
ユイリちゃん「ほいほい! なにもなかったところね」
パパ「そう、9月ごろには赤い綺麗なサンゴ草が一面に広がる絶景スポットなんやけど、次期が少し遅くてただの茶色の畑やった!」
ユイリちゃん「残念過ぎる!」
パパ「本来ならこんな赤い草が一面に生えてるねん」
ユイリちゃん「まぁ、こういう場所があるのを知れただけでもよかったよ」
パパ「気を取り直して次のスポットへ!」
ユイリちゃん「よっしゃ! どんどんいこ!」
パパ「次のスポットはサロマ湖!」
ユイリちゃん「へー、湖なんだ。北海道湖多いねぇ」
パパ「サロマ湖は日本で三番目、北海道では一番大きい湖やで」
ユイリちゃん「そうなんだ! たしかに海みたいに大きかった!」
パパ「サロマ湖はカキやホタテ貝の養殖、ホッカイシマエビやサケの水揚げでも有名やで」
ユイリちゃん「これだけ大きいと生き物もたくさんいそうだね」
パパ「観光タクシーで最後に訪れたのはワッカ原生花園!」
ユイリちゃん「はいはい、ここも入れなかった気がする」
パパ「能取岬、サマロ湖と並んで網走国定公園に指定されてる場所やで。残念ながら営業してなかったわ」
ユイリちゃん「網走の自然を楽しむには微妙に時期が悪かったんだね」
パパ「本来ならこの道をレンタサイクルで楽しめたんやけどなぁ」
ユイリちゃん「まぁ、また網走に来る目的ができたってことで!」
パパ「さて、観光タクシーで網走市内に戻って今日も博物館めぐり!」
ユイリちゃん「ほんま博物館好きやね」
パパ「ここは網走郷土博物館。昭和11年に開館した、北海道で一番最初にできた博物館や」
ユイリちゃん「ふるー! 戦前じゃん!」
パパ「この後行くモヨロ貝塚の発見者の米村さんが収集した資料が開館の基礎になったんやって」
ユイリちゃん「モヨロ貝塚館もおもしろかったね」
パパ「入場料は120円と激安なんやけど、狭い館内にはく製が大量にあってかなり見ごたえあるで」
ユイリちゃん「人生で一番いっぱい熊を見たわ」
パパ「ちなみに子供は60円」
ユイリちゃん「やっすー! 私60円や!」
パパ「施設は二階建てで、一階がはく製コーナー。まずはオホーツク海に棲息してる動物を見ていこう!」
ユイリちゃん「網走にはいろんな動物がいるんだね」
パパ「ユイリちゃんをじーっと見つめるゴマちゃん」
ユイリちゃん「こんにちは! こんにちは! ゴマちゃんこんにちは! …めっちゃ無視するやん!」
パパ「ユイリちゃん襲い掛かるオンデンザメ」
ユイリちゃん「ジョーズや! デンデンデンデンデンデンデンデン!」
パパ「写真を撮ってたらユイリちゃんをわっと驚かすアシカ」
ユイリちゃん「ビックリした!」


パパ「みんなで同じ方向を見るアザラシたち」
ユイリちゃん「フフフ、ポケモンみたい。いけ!」
パパ「これはトド。でかかったなー」
ユイリちゃん「壁みたいや! 乗られたらつぶれちゃうね!」
パパ「次は網走の森や湖に棲息する動物を見ていこう」
ユイリちゃん「北海道は海もあるし森もあるし湖もあるしすごいね」
パパ「網走は網走湖をはじめとして五つの湖や原生花園があるで」
ユイリちゃん「はえー、土地が広大過ぎる!」
パパ「迫力満点のクマがたくさん見れるのがいいね!」
ユイリちゃん「こんな近くでクマを見れることないよね! リアルでこの近くに居たらもう死んじゃいますからね」
パパ「二階では貴重なオホーツク文化の資料が展示されてるで」
ユイリちゃん「ここの展示は北方領土博物館と似てるね」
パパ「また江戸時代から昭和にいたるまでの時代を象徴する展示もあるで。これはおもしろかったね!」
ユイリちゃん「ファミコンとかあったね! たまにこういう昭和のもの展示してる博物館あるよね」
パパ「120円にしては相当見ごたえがある施設でしょ?」
ユイリちゃん「うん、もっとお金払いたくなるね!」
パパ「で、最後にモヨロ貝塚館へ! その道中で旧網走刑務所の正門を見てきたで。現在はお寺と幼稚園の門になってるで」
ユイリちゃん「へー、なんだか不思議な光景だね!」
パパ「ちょうど道中の真ん中にあるからグーグルマップを確認して見に行くといいで」
パパ「ちなみに正面の道はクリオネ通りという名前で、マスコットキャラクターのクリリンの絵が描かれてるで」
ユイリちゃん「いやクリリンて! ドラゴンボールやん! 気円斬!!」
パパ「さて、最後のスポット、モヨロ貝塚館へ!」
ユイリちゃん「これで網走も終わりかー」
パパ「モヨロ貝塚は、今から1300年前に網走で暮らしてたモヨロ人の村があった場所で、この施設ではモヨロの人々の暮らしを紹介してるで」
パパ「モヨロ人は北から来た渡来民族で、その文化はオホーツク文化と呼ばれてたで」
ユイリちゃん「オホーツク文化は今日も何回か聞いたワードだ」
パパ「例えばこちらはモヨロ人の貝塚を復元したもの。マガキを中心に魚などの食べ物の骨、そして葬られた人骨が派遣されたで」
ユイリちゃん「断面図なんだ。食べ物のほかに亡くなった人も埋めてたんだね」
パパ「貝塚は再生を願う神聖な場所やってんて」
パパ「これはクマの頭の像。モヨロの人々はクマを最高の神としてあがめてたんやって」
ユイリちゃん「めっちゃクマ! 似てるね!」
パパ「こちらは触れる貝塚! 貝塚に捨ててあった貝とか動物の骨に触ってみよう!」
ユイリちゃん「めっちゃ遊び心あるね! こういう触れるやつ好き!」
ユイリちゃん「この骨はなに??」
パパ「この骨はイルカの背骨やね」
ユイリちゃん「はえー、イルカも食べてたんだ。泳ぐの早いのによく捕獲できたね」
ユイリちゃん「この骨は??」
パパ「なんやろ。細長くて湾曲してるから犬の腕の骨かな?」
ユイリちゃん「はえー」
パパ「ユイリちゃんを狩るモヨロ人!」
ユイリちゃん「うわー! 私は食べられへんよ!」
パパ「こちらはミンククジラの骨格標本。貝塚にクジラの骨があったことから、モヨロ人はクジラも食べてたんやって。その骨は狩猟の道具にも使われてたんやって」
ユイリちゃん「クジラなんてどうやって捕まえてどうやって持って帰ってたんやろうね」
パパ「さて、最後にモヨロ人の墓地の復元施設を見ようか」
ユイリちゃん「お墓かー」
パパ「モヨロ人の埋葬は頭にカメを被せて、手足を胎児のように折り曲げて、先祖の故郷のサハリンのほうを向いて眠らせてるんやって。こういった埋葬方法は世界に例がないそうやで」
ユイリちゃん「へー、確かに変わってるね。埋葬方法って民族によって個性があって面白いね」
パパ「施設の外にはモヨロ貝塚の遺跡が広がってるで。さっき見た墓地の本物も見れるで」
ユイリちゃん「本当だ。壺がいっぱいあるね」
パパ「この下には今もモヨロ人の人たちが眠ってるんやって」
パパ「さて、長かった網走観光も終わり! 夕方には網走ちゃんぽんを、夜にはお寿司を食べたわ」
ユイリちゃん「網走ちゃんぽんってあるんだ。食べれてよかったね!」
パパ「ちゃんぽんを食べた場所は道の駅の流氷街道網走って言う施設なんやけど、ポケモンマンホールがあるからついでに見るといいで」
ユイリちゃん「マニューラとアローラロコンだ! でもなんで?」
パパ「ロコンは雪山に棲息するキツネポケモンで、マニューラはこおりタイプやからやって」
パパ「そして飛行機で羽田へ!」
ユイリちゃん「バイバイ北海道! 次は札幌に来るからね!」
パパ「で、今回のお土産はこちら」
ユイリちゃん「今回もいっぱい買ったね! ほぼ食べ物や!」
パパ「さいごにユイリちゃんの撮影風景をちょっと見せよかな」
ユイリちゃん「楽しそうに写真撮ってて何より何より。私はなされるがままよ」
パパ「というわけで長い長い網走おでかけは以上!」
ユイリちゃん「ほんまに長かった!」
パパ「次回は1/26(日)の21時から2ちゃんねるのおでかけスレをしますね」
ユイリちゃん「次はどこのおでかけかなー。たのしみ!」
パパ「それではまた次回!」
パパ&ユイリちゃん「さよなら、さよなら、さよなら!」
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